プロパティエージェントは東京エリアを中心に成長を続けている東証1部上場企業の不動産投資会社です。
高級賃貸マンションのクレイシアシリーズや中古マンション投資事業を手掛けているほか、最近では不動産クラウドファンディング事業も手がけるなど、先端IT技術によるソリューション事業にも積極的に取り組んでいる不動産会社です。
今回は、プロパティエージェントの評判・口コミやメリット・デメリットについて詳しく解説します。不動産投資会社選びの参考にお役立てください。
プロパティーエージェント
運営会社名 | プロパティエージェント株式会社 |
運営サイトURL | https://www.fudousantoshi-times.com/ |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41F |
設立 | 2004年 |
代表取締役 | 中西 聖 |
資本金 | 5億7,891万円(2020年1月時点) |
売上高 | 215億円(2019年3月期) |
主要エリア | 東京都23区・横浜 |
入居率 | 99.33%(2021年4月時点) |
プロパティエージェントとは
プロパティエージェントは東京23区・横浜エリアでのマンション開発・販売を行う東証1部上場企業です。新築・中古マンションの企画から開発・販売までをワンストップで行っており、不動産投資の初心者でも検討しやすい特徴を持った不動産会社と言えます。
以下、プロパティエージェントの主な特徴について紹介します。
東京・横浜エリアを中心とした不動産会社
東京・横浜エリアは都市圏でマンション需要が常に高く、国内外の投資家からも注目されるエリアです。プロパティエージェントでは、人気エリアに競争力のある商品やサービスを供給し、オーナーや居住者に満足を与えることで成長を続けています。
特に不動産事業では、オーナーとのつながりや土地勘などが求められるため、エリアに特化した事業展開がプロパティエージェントの大きな強みです。
東証1部上場のマンション投資会社
プロパティエージェントは2004年に創業し、2015年に東証JASDAQに上場、2017年に東証2部、そして2018年に東証1部に指定されています。創業以来、増収増益を続けており、事業の着実な成長と堅実なマネジメント体制が伺えます。
上場していることから決算情報も開示されており、他の不動産投資会社と比べて情報の透明性も高いのが特徴です。
マンションブランド「クレイシア」シリーズを展開、中古マンションの販売も
東京・横浜エリアで展開されているプロパティエージェントのマンションは「クレイシア(CRASIA)」というブランド名で統一されています。また、リノベーションを行った「リクレイシア(ReCRASIA)」もプロパティエージェントのブランドです。
クレイシアシリーズは、長期的な収益の確保を目的とした商品です。近代的なデザインと先進的な設備・サービスによって市場競争力で強みを発揮できるマンションとなっており、居住用・投資用ともに高い注目を集めています。
また、最近では中古マンションの販売事業も手掛けています。中古マンション販売では、資産性・収益性・移動率の3軸から定量的に評価するssスコアリングを用いて、将来にわたって高い資産性を維持できる物件を厳選し仕入れています。
また、建物管理事業を備えているため、中古マンション投資のリスクの一つである購入後のコストについても、当該物件の将来にわたり物件の資産性を維持するための必要なコストを見通すことが可能です。
不動産投資型クラウドファンディング事業も手掛ける
プロパティエージェントは2020年2月から「リンプル(Rimple)」という不動産投資型クラウドファンディング事業を展開しています。
不動産投資では物件の購入に多額の資金が必要ですが、リンプルでは複数人のオーナーで少額ずつ資金を出し合い、分配金を受け取ることができる仕組みを構築することで、1万円から不動産投資に参加することが可能です。
サービス開始から半年ほどで登録する投資家は10万人を超えるなど、不動産投資型クラウドファンディングサービスとして高い実績を持っています。
先端IT技術によるソリューションに積極的
プロパティエージェントでは、先端IT技術による不動産事業の課題解決にも取り組んでいます。
例えば、マンション相場の情報ビッグデータやAIによって分析して適正価格を調べることができる情報サイトの運営や、宅配ロボットやドローンによる宅配・集配サービスの実現などの研究・開発などが行われています。
プロパティエージェントのメリット
数ある不動産会社の中で、プロパティエージェントで不動産投資を行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。主なメリットは次の通りです。
賃貸マンションの入居率は99%超(2020年11月時点)
マンション経営における問題の一つに空室リスクがあります。賃貸に出した物件に入居者が付かなければ家賃収入を得られず、利回りに大きな影響が出ます。
しかし、プロパティエージェントでは、広告や客付けなどもフルサポートしてくれるので不動産経営が初めての人でも入居者を確保しやすい点や、入居者審査を徹底している点などにより、年間平均入居率は99.5%以上、滞納率は1.0%前後で推移しています。(※2020年11月時点)
新築マンション投資では企画・開発・販売をワンストップで行う
プロパティエージェントでは、新築マンション投資において土地選びから建物の企画開発、販売、管理までをワンストップで行っています。不動産投資の経験が少ない初心者の方でも、1社に一括で任せることが出来る点はメリットの大きい特徴と言えるでしょう。
不動産投資ローンの相談にも強い
収益マンションの購入でハードルのひとつが資金調達です。特に都心では物件価格が高額になるため、有利な利率でローンが組めることが不動産会社選びのポイントになります。
プロパティエージェントは東証1部上場企業の信頼性と実績、地域に根ざしたネットワークによって多くの金融機関と提携しています。低利率でローンを組める場合もあるほか、個人の様々な状況に合わせてフルローンや期間の調整など豊富なプランを提案してもらえます。
マンション購入後のサポートも充実
プロパティエージェントでは、物件購入後に管理を委託することができるだけでなく、マンションオーナーに向けて、賃貸管理のアドバイス、確定申告のサポート、税理士の紹介や相続相談など様々なサービスを提供しています。
不動産投資は買って売るだけではなく、マンション経営という賃貸業が必要になる投資です。購入後もサポートしてくれることは投資家にとって大きなメリットと言えるでしょう。
不動産投資セミナーを定期的に開催
プロパティエージェントでは、「0から始める不動産投資セミナー」を連日開催しています。最近は新型コロナウイルスの影響もあるため、オンラインの不動産投資セミナー実施にも力を入れている状況です。
気軽に意見交換ができる状況を作りながら最新の市況や物件情報を提供してくれるので、投資判断の参考にもなります。不動産投資セミナーが頻繁に開催されるため参加しやすく、不動産投資のタイミングを逃さずに済むのもメリットです。
不動産テックによる先進的なマンション経営に参加できる
プロパティエージェントでは、不動産テックによる物件やサービス、マンション経営を提供しています。
最新の研究や技術開発に注力しており、新しい技術が実用化されれば、購入物件に対して速やかに反映されていくため、物件価値や経営効率を高められる可能性もあります。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)にも積極的で、2020年4月にはWEB商談・IT重説・電子契約サービスを活用した完全オンラインの不動産販売の事例も出てきています。
プロパティエージェントの強み
それでは、不動産投資会社としてのプロパティエージェントが持つ強みを5つ解説していきましょう。
東証一部上場企業
プロパティエージェントが東証ジャスダックに登場したのは、設立からわずか11年後の2015年です。
2017年には東証二部、2018年にはついに東証一部への上場を果たすほどの急成長ぶりを見せ、現在に至ります。
ホームページ上にて公表されている最新の売上高(2019年3月期)は200億円を超え、15期連続で増収増益となっている東証一部上場企業となれば、先の長いおつき合いが必要となるマンション投資でも頼りになる企業だと言えるでしょう。
株価はしばらく1,200円近くを保っていました。
新型コロナウィルス拡散の懸念により2020年3月末で700円にまで下がりましたが、5月8日時点で902円と回復傾向にあります。
他社と比較しても経常利益の上昇率が高いため、株価もこれから上がっていくことが見込まれます。
好立地・高品質のマンションを供給
プロパティエージェントが独自に開発したデータ解析法により選ばれたマンション用地は、東京23区・横浜エリア内でも人口動態の大きい区や駅徒歩5分という好立地が6割を占めています。
また、徹底した現地調査による結果を分析し、現地で求められるデザイン性・設備・遮音性・耐火性・防犯性・耐震性などを実現しています。
好立地と高品質を持つマンションであれば、空室リスクをかなり低くすることができますので、不動産投資の初心者に向いていると言えるでしょう。
入居率は99.5%以上
公式ホームページによると、プロパティエージェントの手掛けるマンションにおける年間平均入居率は99.5%以上となっています(2020年1月時点)。
首都圏での平均入居率が95.8%ということからも、プロパティエージェントの手掛けるマンションのほうが空室率が低いです。
不動産投資では空室リスクが付き物ではありますが、初めて挑戦する人はなるべく空室リスクが低い物件からトライするのがベストでしょう。
その点でも、プロパティエージェントでは初心者が始めやすい環境を整えていると言えます。
顧客満足度第1位を獲得
投資用不動産会社としてのプロパティエージェントが持つ最大の強みは、顧客満足度がとても高いことです。
株式会社アイ・エヌ・ジー・ドットコムが行っている「投資向けマンションデベロッパーに対するオーナーの意識調査」にて、3年連続で総合1位に選出されていることが、顧客満足度の高さを裏付けています。
プロパティエージェントの行っている不動産サービスの中でも、特に充実したアフターサポートが好評なようです。
提携金融機関が多数
投資物件の購入では、大きな資金が必要となります。
その際に多くの投資家が利用するのが、各金融機関が提供している不動産投資ローンです。
一般的にこの不動産投資ローンは、物件を購入する時に仲介に入る不動産会社が提携している金融機関にて申請します。
そのため、多くの金融機関と提携している不動産投資会社のほうが、厳しいといわれる不動産投資ローンの審査にも通りやすくなるのです。
プロパティエージェントが提携している金融機関は、みずほ銀行・東京スター銀行・楽天銀行ほか全10社となっています。
他の不動産投資会社では5社などが多いため、プロパティエージェントの提携金融機関が多いことが分かります。
プロパティエージェントの評判は良い?
プロパティエージェントのさまざまな公式データを参考に、どのような会社であるのか解説してきましたが、実際の評判はいかがなものなのか調べてみました。
プロパティエージェントのマンションは、やはり入居率の高さに定評があるようです。
中には、電話営業がしつこいという声もありました。
営業マンによる電話の件については、プロパティエージェント自身が公式でお詫びの言葉を載せているようです。
プロパティエージェントの口コミをまとめると、業績や不動産投資セミナーについての良い評判がほとんどでした。
まとめ
プロパティエージェントをはじめ、不動産投資会社は非常にたくさん存在します。
そのため、失敗しないためにも、複数社を比較することは重要なポイントです。
企業規模やセミナーの評判、入居率など複数の条件で自分に合う不動産投資会社を一括で複数社検索することができる「不動産投資会社完全比較ガイド」もぜひご利用ください。
コメント