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完全版!ビレッジハウスのメリットとデメリット

暮らし
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「家賃や初期費用が安いのに、リノベーションされてて部屋がオシャレ!」
「実際はどうなの?安い分、デメリットもあるんじゃ…」

ビレッジハウスの第一印象はこんなところではないでしょうか。

私は、ビレッジハウス住人です。

  • 2020年7月入居(家賃33,000円2DK、築40年)
  • 40代女性、ひとり暮らし(生活保護の申請準備中)
  • 音や清潔感に神経質

本記事で分かるのはこんなこと。

  • ビレッジハウスへ入居するメリット・デメリット
  • ビレッジハウスってこんなところ
  • 通常の賃貸との明確な違い
  • ビレッジハウスに向いてるのはこんな人

主に、ビレッジハウスの存在を知ったばかりの初心者さん向けです。

しかし本記事では、独自アンケート結果も交え、起こりうる不安やトラブルへの対処法まできっちり解説。

「ひと通り口コミも見てちょっと不安」「問い合わせるか迷っている…」という人にも契約〜入居後まで役立つ記事にしました。

最初にぶっちゃけますが…ビレッジハウスへの入居には、デメリットも多いです。

そこで「あなたの価値観や状況に合うかどうかで決める」という視点を持つことを提案します。

どういうことなのかは、これから説明していきます。
スムーズな判断ができるよう、いいこと悪いことも包み隠さずお伝えします。

 

広さ、安さ以外にもある!ビレッジハウスに住む上でのメリット4つ

では早速、ビレッジハウスに住む上でのメリットから。

初期費用や家賃の圧倒的な安さ

ビレッジハウスの最大の魅力は、何といっても費用の安さですね〜
敷金・礼金・仲介手数料・更新料全て無料(※ペット飼育する場合は敷金必要)。

さらに、下記の特典も上乗せ。

  • 家賃1ヶ月分無料
  • 30,000円キャンペーン(家賃orカーテンや照明購入費用30,000円分サポート)。

※適用外の物件も有り。問い合わせ時にご確認ください。

仮に、30,000円キャンペーンも家賃にあてたとします。
すると、入居時に支払うのは入居当月の日割り家賃+(翌月分の家賃−30,000円)のみ。

(※火災保険への加入は義務付けられてますが、支払い方法は物件による。私の場合は特に「火災保険料」としての請求は無し。家賃か初期費用に込み込み?)

下の画像は、私が実際に受け取った請求書。
7月の日割り家賃26,400円+(8月分家賃33,000−30,000円)=29,400円。

さらに9月分は家賃無料、支払いが発生したのは10月分からでした。

 

いや〜「格安賃貸」とうたっているだけあってすごいですね。
一般の賃貸ではあり得ない安さ。

月々の家賃も2万円台〜ととても安い。
収入面で不安のある人、節約したい人にはぴったりですね。

広くて収納が多い、日当たり風通し良好

ビレッジハウスの前身は公団。

だから、築50年程度のUR賃貸と同じ間取りの部屋も多いです。
2K(2万円台)〜3DK(4万円台)が大半、安くて広い部屋に住めるのはありがたい。

我が家の間取りと居室写真です(写真うまく撮れなくて、すんませーん)。

ビレッジハウスの魅力としてよくいわれるのは、こうした「部屋の面積の広さ」。

でも、実は他にもあるんです。
それは「通常の賃貸よりゆとりあるつくり」。

私の経験上(直近15年間で引越し7回)、団地の水回りや玄関はゆったりしてます。
春には広々したバルコニーで、山並みを眺めながらランチしたりブログ書いてました(笑)

日本にユニットバスが広まる、1980年代後半より前に建てられた物件が大半。
バス・トイレはセパレートであることが多く、洗面台も独立してます。

そして、収納たっぷり。

  • 靴箱
  • トイレ脇の収納(天袋部分まであり)
  • 和室の押し入れ(ふすま3枚分)

南向きで日当たり超良好。
ベランダに面して背丈の大きさの窓が2面あり、LDKから和室へ風が気持ちよく通り抜けます。

こういった元公団ならではの快適構造も、ビレッジハウスのメリットです。

ビレッジハウス独自の審査なので、通りやすい

ビレッジハウスの審査はかなりゆるめ。
元公団ではありますが、UR賃貸よりも格段に通りやすいです。

  • 代理契約可(契約者は入居者本人でなくて大丈夫)
  • 外国籍・生活保護・各種年金・ひとり暮らし高齢者・障がい者・母子家庭OK
  • 信用情報のキズ、通常の賃貸での家賃滞納歴関係なし

なぜなら、ビレッジハウスは保証会社を通さず、独自の入居審査をするから。
セーフティネット住宅というのもあり、上記のような人でも大丈夫というわけなんです。

審査基準は非公開なので、あくまで私の経験や様々な口コミなど見たうえでの推測ですが…
ズバリ「今現在から2年の契約期間、家賃が支払えそう」と判断されれば通ると思います。

審査については、後の「向いてるのはこんな人」のところも参考にしてください。

全国の都道府県に物件がある

全国に物件があり、お部屋探しがしやすいのもビレッジハウスの特長。

各都道府県に1箇所はあります。
主要都市にある、ビレッジハウスの物件数を表にしました。

都道府県 件数
北海道 全域で59(うち札幌市12)
東京都 7
神奈川県 20
千葉県 22
愛知県 75
静岡県 73
大阪府 42
兵庫県 29
広島県 35
岡山県 53
香川県 11
福岡県 47
沖縄県 2

東京や大阪の都心部には少なく、郊外や地方都市〜田舎に集中してます。

  • 職場の近くで
  • 今住んでいる地区内で
  • おためし移住、ノマド

上記のような人にも、希望の場所近くに物件が見つけやすいかと思います。
今住んでみたい・気になる地区がある人は、一度検索してみてください。

ビレッジハウスに住む上でのデメリット4つ【独自アンケート実施】

さて、次はビレッジハウスに入居するデメリットを、アンケート結果も交えてお話します。
すでに色々調べた人はよくご存知ですよね。

ズバッと言いますが…悪い口コミには、その通りなものも多いです。
一般の賃貸の常識は通じない部分もあります。

しかし今回は、ただデメリットをお伝えするだけではありません。
私が1年住む中で培った対処法も一緒に伝授します。

問い合わせるかどうかの判断材料や、契約手続き〜入居手続きを進める時に出てくる悩みにも対応できるように詳しく解説します。

建物が古く、管理・メンテナンス関連が最低限(管理センターの対応がトリッキー)

ビレッジハウスのデメリットはまぁ、大部分がこれでしょうね…。
なので、特に詳しくお話します。

まず、建物が古い。費用が安い分、管理も最低限。
(共用部分の掃除月1〜2回?と、草刈り年2回はビレッジハウスから派遣)

私の住む物件は虫多いので、階段は住人で自主的に掃除されてます。
私も最上階に住んでるので、たまに。

広告で目にする室内写真は、リノベーションされてますよね。

しかし、私が内見した3部屋の中には「全然直してないんか…?ボロい…」と驚くような部屋も。同じ物件内でもばらつきがあります。

そして、「管理センターの対応がトリッキー」というのは覚えておきましょう。

「修繕は、申し込みと同時に依頼した部分のみ対応(それ以外は原状渡し)」と申し込み書類にあります。でも、依頼しても直してくれないこともあります。

  • 水漏れ、雨漏りなど生活に支障をきたす場合以外、スルーもある
  • 管理センターと管理人さんの話が違う(迷わず管理人さんを信用すべし)
  • メールなど文書に残るやりとり避けてる?(電話のみの対応)

最初は「そんなむちゃな」と驚きっぱなし。すぐ耐性がつきますが…

私は入居後になってしまったんですが、はがれたドアの塗装を有償でいいから直してと連絡。色々やり合った挙句、連絡が途絶えました…

(自治会や管理人さんからも、私の味方してるようで「余り騒がないで」的空気を感じて諦めた)

14人がトラブルが「あった」、4人が「なかった」と答えています。
「14人も!?多すぎやん…」と思いました。引越しだけでも何かと大変なのに…お察しします…

こういったトラブルを最小限にするには、下記のことを頭に入れておくとよいと思います。

  • 内見は必須、部屋を自分の目で見て確認(物件に対する不明点は管理人さんに聞く)
  • できるだけ築浅物件、リノベーション済みの部屋を選ぶ
  • 信頼度は「管理人さん>管理センター」と覚えておく

「あれ…(ボロい箇所ある…)」と思う部屋は、やめましょう。内見時に目についたということは、入居後さらに見つかる可能性があるからです。

公式サイトに載ってる部屋以外に、空室がある場合も多々。
管理人さんに、他の部屋を見せて欲しいとお願いしましょう。遠慮は無用です。

管理人さんは、雇用促進住宅時代から同じです。

地区ごとに同じ人が巡回しているので、各物件のことをよく把握されてます。

管理人さんもいろいろなので、絶対とはいえませんが…
考え方も少々「住人寄り」。管理センターより頼りになる存在です。

 

寒い、暑い、すきま風が多い

「ビレッジハウス、寒い!」
これも多くの人が、入居後に言ってます。

建物が古く、壁がコンクリートなので冬は冷えやすい。
夏は日当たり良好な分、冷めにくいです。築50年以上になると、すきま風も多いようです。

住んでいる場所の気候にもよるのでしょうが…私の住んでいる物件は山間部。

朝晩で15℃以上差がある日もしばしば。
それまで住んでいた京都や大阪、岡山より気候が厳しいです。

こちらに引っ越してきてから、快適な室温を保つ対策をするようになりました。

簡単な方法ですが、カーテン・ドア・ふすまを閉めるだけで数℃違ってきます。
今夏はエアコンの効きを良くするために、室外機をすだれで囲うつもりです。

この辺は、昔ながらの日本家屋全般によくある問題ですよね。
ビレッジハウス特有の困りごとではないんですが、気になる人が多いようなので挙げておきました。

 

自治会・治安に対する不安

自治会と治安に対する不安。
みなさんにとって、ビレッジハウスに入居する上で最も心配なことではないでしょうか。

 

自治会・近所付き合いに関しては

  • 自治会は入っても入らなくてもいい(強制不可)
  • 自治会入らない人はちょっと白い目で見られるかも
  • 自治会がある=比較的敷地内の秩序が保たれる、自治会ない=無秩序になりがち
  • 人付き合いがおっくうな人は最上階・両隣空室の部屋がおすすめ
  • 基本は、挨拶とゴミ捨てを決まり通りすれば問題なし(仲良く付き合ったりしなくてOK)

私は最上階の角部屋。

高齢者はもちろん、若い人も階段がしんどくて来ません(笑)
下の階より、ゴキブリも出にくくてすごく平和!(1年間で一回も出てない)

それから、治安について。
別に悪いってほどでもないかと。

審査がゆるいということは、当然色んな人が住んでます。ヤンキーっぽい人、東南アジア系の人も見かけるし。最初は怖いと感じるかも。

私はいろんな意味でお嬢様育ち。
結婚後も夫に守られ、都心の築浅2LDKとかに住み、何不自由なく過ごしてました。

だから、ビレッジハウスに入居した当初「ガラ悪いなぁ」と感じました。

でも、実際にご近所さんと挨拶とかお話してみると別に普通です。
1年住んでいて、直接的に危険を感じたことはなかったです。

 

2年以内の退去は違約金が高額

ビレッジハウスは、費用面で「入るのは楽だけど、出るのは大変」です。

これが、安さの最大のからくり。

「違約金払いたくないから、2年住んだ」という人もちらほら。引っ越し時期はコントロールできない場合もあるし、難しいですね。

でも、これ以外にかかる原状回復費は工夫次第で最低限に抑えられます。

  1. 入居時に、破損している箇所の記録を詳細に残しておく
  2. 簡単でいいから、普段のこまめな掃除でカビや汚れを防ぐ

ビレッジハウスはリフォームが最低限。
最初から破損していた箇所のためにお金を支払うなんてことのないよう、1はしっかりめにやっておきましょう。

ビレッジハウスから渡される破損箇所の申告書以外に、写真も残すことを強くおすすめします。

 

ビレッジハウス公式サイト

ビレッジハウスってどんなところ?サクッと把握しよう

先に、メリットデメリットをお話しましたが…
そもそもビレッジハウスってどんなところなんでしょうか。

ビレッジハウス初心者のみなさんがサクッと把握できるよう、箇条書きでまとめました。

  • 前身は「雇用促進住宅」という、公営住宅
  • 雇用促進住宅の制度が廃止になるタイミングで、ソフトバンク・グループの不動産会社が一括で大量購入
  • 「格安賃貸ビレッジハウス」として運営
  • 店舗がない(契約手続きは全てメールや郵送で行う)

「一括で大量に購入した」「店舗がないこと」も初期費用や家賃が安く済む理由です。

雇用促進住宅の頃から、ずっと住んでいる人も大勢(中高年〜高齢者)。
だから、自治会活動がしっかり行われているのかもしれません。

店舗がないので申込書類は、スマホのカメラで撮影してメールで送るシステム。
通常の不動産会社とのやりとりのように、アポを取って出かけなくていいのは楽ですね。

家賃支払いの注意点

家賃の支払い方法は、口座振替での支払いとなります。

毎月27日に翌月分の支払いです。

万一、何かの理由で引き落としされなかった場合には、契約書などに記載してある振込先に、一日でも早く振り込みすることをお勧めします。

支払いが遅れるごとに、遅延損害金が発生するからです。

遅延損害金などは、後からコンビニ支払い等で請求が来ますが、コンビニ支払い用紙はすぐには届きません。

ビレッジハウスより、賃料の引き落としができなかったことについて、すぐに連絡が来ることはなさそうですので、毎月27日に通帳で確認することをお勧めします。

初回の口座振替引き落としが出来たかどうかは必ず、確認しておかないと万一、書類の間違いなどの理由で引き落としが出来てない場合は、再度正しい口座振替依頼書を送らなければ、ずっと引き落しが行われません。

そのために、ずっと遅延損害金などを支払い続けなければなりません。

2019年9月より、WEB上で口座振替の手続を行うこととなりました。

審査承認の翌日に、口座振替手続をWEB上で行う必要があります。

原則、手続き後の契約書の作成となるようですので注意が必要です。

鍵の引き渡しの注意

管理人様と鍵を引き渡しの相談するには、契約書の完了と契約金の入金の確認について、契約事務センターに確認了承を得てからでないと、、管理人様と鍵の受け渡しについての打ち合わせ及び、鍵の引き渡ししてもらうことができません。

管理費、共益費なし

ビレッジハウスは管理費、共益費も不要です。

ただし管理人は常駐しているのでご安心下さい。

初月の家賃は日割りで

カギ渡しが3月29日だったので、初月の家賃は3日間の日割りとなり、3万円の場合は3日分で3,000円が、初月の家賃となります。

駐車場代も同じく日割りで、3,693円の日割りで369円です。

2ヶ月目の家賃が最大3万円キャッシュバックというキャンペーンがありますが、このキャンペーンがいつまでやってるかは不明ですのでご確認下さい

3ヶ月目の家賃はフリーレント制度により無料

キャッシュバックに続いて、3ヶ月目はフリーレントで家賃は無料です。

3月末に入居、4、5月の家賃が無料だから、正規に家賃が発生するのは6月からです。

これは本当にありがたいですよね

浮いたお金を引っ越し代に回せますね

火災/地震保険の加入は必須

ビレッジハウス指定の保険会社で加入が必要、2年で17,310円です。

入居時にお金がいるのは、引っ越し代とエアコンの取り付け代とこの保険くらいです。

通常の引っ越しなら、初期費用は20万位は掛かりますので、なかなかそうたやすく引っ越しもできないですが、今は引っ越しの初期費用や、家賃を分割に出来る「クレカリ」というサービスもありますよ

激安賃貸物件のビレッジハウスにするか、少し広いアパートで初期費用を分割にするか、あなたならどうしますか?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

ビレッジハウス公式サイト

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